ビタミンC


f:id:TsuguKing:20160918083518j:image

 

ビタミンCには、強い抗酸化作用 (たんぱく質や脂質、細胞などが、酸素によって酸化されるのを防ぐ作用)があり、体内の活性酸素を抑えて細胞の老化を予防する効果があるとされています。

そのため、動脈硬化脳卒中心筋梗塞などの心臓・血管系の病気の予防に効果が期待されています。

 

またビタミンCには、同じように強い抗酸化作用のある「ビタミンE」を再生する働きもあるということで、
一緒に摂取することで相乗効果が高まることを期待できるとされています。

 

ビタミンCによる美容効果が期待されていることは、よく耳にすると思います。

ビタミンCには、皮膚が紫外線などによって刺激を受けて、シミやそばかすを作る「メラニン」という黒い色素の元である、「チロシナーゼ」という酵素の働きを阻害する作用があるとされています。

 

またビタミンCは、コラーゲンの生成に必要不可欠な栄養素でもあり、肌のシワを防ぐ効果もあり、さらに傷や、やけどなどを治す働きもしてくれます。

 

ビタミンCは、体内に侵入したウイルスを攻撃する白血球の働きを助け、共同してウイルスと戦いながら、免疫力を高める効果があります。

「風邪をひいたら、ビタミンC」が良いという理由はこの様な事からいわれるわけですね。

 

また、コラーゲンを生成することによって細胞をしっかりと固め、ウイルスの侵入を防ぐ働きを手助けしてくれたりもします。

 

この様にビタミンCが体に必要なビタミンである事は確かですが、少し注意が必要な部分もあります。

それはピルと一緒に摂取するとピルの効き目が強く出る場合があるということです。

 

日常的にピルを飲んでいる方は少し注意したほうがよいかもしれません。

 

またビタミンCは水溶性がほとんどで体内に留まる時間も短いとされています。

ビタミンCは体内で生成する事が出来ない為サプリ等で補う場合は何回かに分けて摂取するのがよいでしょう。

 

いずれにしても大変抗酸化作用に優れている事は確かですので上手に生活に取り入れていきたいですね^_^