日本人は慢性的なカルシウム不足?


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最近会社で健康診断を受け改めて健康について考える機会があったので健康について書いてみる事にしました。

 

じつは昔製薬会社で働いていた事があり

私自身20代の頃から健康というテーマを日常的に考える機会があり今日に至るまで健康に興味を持って生きてきました。

 

その結果現在のところ心身共に健康である事を自覚出来ています。

 

さて今回はカルシウムについて触れてみたいと思いますが、

あなたはカルシウムと聞いてどんな事を想像するでしょうか?

カルシウム=牛乳

カルシウム=骨粗鬆症

とか様々だと思います。

 

昨今の日本では非常に多くの方がカルシウム不足に陥っていると言われています。

 

その原因は様々ですが

実はカルシウム摂取において正しい知識が無い事がひとつの要因である事が考えられるのです。

 

そもそも日本人は日本特有の食物からカルシウムを摂取していました。

 

魚や大豆、小松菜等がそれに当たります。

 

しかし戦後敗戦国となり

アメリカ主導で食文化が激変した事により

カルシウム摂取においても事情の変化がおこりました。

最大の要因は牛乳の摂取を余儀なくされた事に加え余り馴染みのなかった牛肉を始めとする肉類を摂取する文化に変容した事が考えられます。

 

実は余り知られていない事実として

牛乳をいくら飲んでも日本人はカルシウムを摂れないといった事があります。

これは日本人の多くは牛乳に含まれるカルシウムをカルシウムとして吸収出来ないとされているからです。

牛乳に含まれるカルシウムは本来ラクターゼという酵素が体内にあってはじめて分解され吸収されるものですが、実はこのラクターゼという酵素は赤ちゃんの時期を過ぎると体内で作られなくなり、大人になるとほとんど無い状態になるのです。

結果牛乳をいくら飲んでもカルシウムを摂取出来ないばかりか時には弊害を誘発する可能性すらあると言われているんですね。

 

ではどこからカルシウムを摂取するかといえば

やはり日本人が昔から口にしていた小魚や小松菜、大豆などから摂取することが1番だと考えられます。

 

また因みにラクターゼに関してはある研究で成人になっても体内にある民族は世界でみてもごく一部の地域の人達だけという報告があります。

 

この様にカルシウム1つとっても知られざる一面がある様にこの手の話はたくさんあるわけです。

 

今の時代は健康健康とよく耳にしますが、

健康である為にはある程度の知識と

健康に対して選択出来る事を知る事が

大変重要であると私は考えています。